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就活失敗して貧困女子になりかけた母から娘へ送る教訓。

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昨今、「貧困女子」という言葉がニュースをにぎわすようになりました。

職を失った多くの女性がネットカフェに住んだり、お金欲しさにパパ活に手を染める女性が急増しているという話も聞きます。

現代は価値観も多様化し、生涯未婚女性、フリーランス女性、シングルマザーも増えています。

男性に頼らない生き方は大いに結構ですが、路上で生活することを余儀なくされるほど経済的に困窮するのはいかがなものか。

 

結婚しないで男性に頼らない生活をしたいなら、女性は手に職をつけて、経済的に自立することはマストです。

 

わたし
わたし

私も1人の娘の親、娘が将来「貧困女子」にならないようにどうすればいいか、女の子の教育について考えてみました。

 

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進路選択間違えて貧困女子になりかけた私。

私は高校を出てから、大学と看護専門学校に行きました。

 

大学では人文学部・国際文化学という将来なにができるかよくわからない学科に入り、副専攻として中国語を学びました。

 

中国語の方は試験に合格し公費留学のチケットを手にして、一年間実質無料で留学しました。猛勉強して確かな中国語力を身につけました。

 

その時は中国語ができれば就職できると思ってたんですが、就職活動では非常に痛い目みました。

就活の面接官に言われて忘れられない言葉は

 

中国語だけできてもねぇ、日本語のできる中国人留学生を雇ったほうが会社としては使えるのよ。

 

いわれてみれば、そりゃそうですよね。

 

そういわれても、どうしても中国語での就活が諦められず、最初の就職は中国語関連の仕事をしました。

 

しかし労働条件が悪く、1年半で退社。

その後、経済的に安定しているという理由で看護師になろうと思い立ち、看護学校に通うことにしました。

 

看護師になろうと思ったきっかけは母です。

小2の頃、父が夢を追いかけて会社を辞めて独立してしまい、家に生活費をいれなくなりました。

 

代わりに母が大黒柱として働き、子ども3人を大学や専門学校に出してくれました。

 

子どもを産んでも復職できること、経済的に安定しているとと、そして「女は手に職」という母の口癖が私の背中を押してくれました。

 

看護師という資格を持っていると、就職では苦労しませんでした。

わたし
わたし

ただ、看護師は働き始めてからが苦労の連続でしたが…

 

だけど、何者にもなれず、たくさんの企業からお断りされ、やっと就いた職場では低賃金ワーカー。

そんな現状から抜け出せたのは看護師という資格を取ったからだと思います。

 

私の経験から言わせてもらうと、女の子こそ高校以降の進路選択は慎重に行わなければなりません。

 

なんでもなれそうだけど、何にもならない学科に進んでしまうと、大学卒業後、就活で苦労して貧困女子になる確率が上がるからです。

 

 

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就職の男女差別はあるのか

そもそも、日本に就職の男女差別はあるのでしょうか。

 

あるアンケート調査では「就活で男女差別をうけたことがある」と答えた人に対し、「どのような差別を受けたか」聞いたところ

「採用予定人数が男女で異なっていた」

「男女で採用職種が異なっていた(男性は総合職、女性は一般職など)」

資料出典「連合調べ」

等があげられました。

 

同じ学費を払って、同じことを学んでも男性と女性では生涯年収も大きく異なります。

 

卒業した学校別でみると男性と女性の生涯年収の差は下のようになっています。

大学・大学院卒の場合 :女性の生涯年収は7000万円少ない

専・短大卒の場合 :女性の生涯年収は4600万円少ない

高校卒で女性の場合 :生涯年収は7000万円少ない

出典「ほくぎんマネーのつぼ」の表より算出

 

数年前、東京医科大を含む10大学の医学部で女性受験生らを不利に扱う不正入試問題が発覚して世間を大きくにぎわせました。

 

もともと、女性の方が男性よりも学業の成績がよいにもかかわらず、妊娠出産のない男性がいないと現場が回らないという受験生には関係のない理由で、医学部の男性の合格者が女性よりも多い状況が続いていました。

 

何の予告も説明もなく、結果を不正に操作されるなんてまじめに勉強している女性の受験生の努力を踏みにじる卑劣なやり方で怒りがこみ上げます。

しかし正直なところ、日本には明るみになっていないけど、男女の就職差別ってもっとわんさか存在すると思います。

 

医学部の事件は氷山の一角でしょ。

 

娘の教育は

以上を踏まえて、私がどのように娘を教育していきたいかについてお話しします。

 

現状を正確に伝える

「貧困女子」「パパ活」「就職差別」「医学部不正入試問題」…

 

娘はまだ3歳ですが、時が来たら少しずつ女の子に関する社会問題やトピックについて話していきたいと思います。

 

わたし
わたし

結婚をするか子どもを産むかは個人の自由だけど、女の子もきちんと経済的に自立して自分の飯代は自分で稼げるようにならないといけない、と教えていきます。

 

それを伝えた上で、進路選択の相談を受けたいですね。

 

何でも好きなことをしなさいと言えるのは高校までで、高校以降の学歴の積み方・進路については少し現実を見たほうがいいと言いたい。

 

事実、女性は男性よりも生涯年収が低い傾向にあるので、男よりもより現実的に打算的に将来の選択をする必要があります。

 

私が20代で看護学校に行ったようにいつから何を学ぶかは娘の自由だけど、その経済負担は自分でしなさいとも伝えたいと思います。

 

語学に頼りすぎるな

 

娘は日韓ハーフで3歳の時点で韓国語と日本語がかなり話せるようになったんですが、だからといって私は娘には日本語に頼って生きていってほしいとは思ってません。

 

語学なんてやる気出せばだれでもできる分野だとおもってるんで、日本語は就職のスペックの一つくらいに考えてもらいたい。

 

これは中国語で生きていこうとした母親の痛い教訓です。

わたし
わたし

語学はあるに越したことはないけど、それだけで就職しようと思うと痛い目みるよ。

中国語で就職を試みた夫も共通意見です。

 

やはり強いのは就職に強い技術系の資格や他人が追随できない研究職の知識。

学校に入るのは苦労しても就職の門戸は広く、収入も高い。

美容師とか看護師という資格や技術は国を跨いでも身体で覚えているので将来他国に移住してもその国の資格さえ取れれば応用が利く。

 

英語、韓国語、中国語…

語学ブームの昨今ですが、語学だけで正直就職は厳しくて、就職できてもブラック企業が関の山。

 

ホワイト企業では本人が確かな技術や知識を持っているから採用されるのであり、語学はできたら尚よい程度の扱であることを娘に伝えておきたい。

 

女の子は特に外国語だけでは就職難しくて、からなず技術や資格職の勉強をした方がいいというのが母の結論です。

 

技術・知識・資格は大事

結婚しないと思っていても、いつ好きな人ができて結婚・出産をするかはわかりません。

 

だからこそ、結婚・出産を経てもまた復職しやすい職場を探せるように資格とか知識って大事ですよね。

 

大学や専門学校はそういった知識・技術が学べて、生涯活用できる資格が取れる学校に行くことを推奨したいです。

 

まとめ

大学で適当な学科に進学してしまい、就活で躓いて「貧困女子」まっしぐらだった私。

 

そんな状況に陥ったのは、ひとえに結婚出産を経験する女性の人生とそれを取り巻く社会の反応や、日本社会にある就職の男女差別に関して知識がなかったからです。

 

娘には「しくじり先生」ばりの私の人生を大いに晒して、「貧困女子」にならないように話していきたいと思います。

 

(失敗しても軌道修正すればいいし、寄り道しても学ぶこともたくさんあるんだけどね。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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