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【韓国で育児】韓国の児童館の利用方法とサービスをご紹介

育児情報
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韓国で子育てしていると「子どもを連れて気軽に利用できる日本で言う児童館みたいな場所ないかなぁ?」って思ったことないですか?

わたし
わたし

あるんです!

韓国の児童館らしき施設は육아종합지원센터(育児総合支援センター)といい、韓国の保健福祉部が運営しています。

私はコロナ前、子どもが1歳になるまで平日はほぼ毎日通ってました。現在子どもは3歳ですが、引っ越し後も近所にセンターがあることを知り、保育園の冬休み中、よく利用させてもらいました。

センターの利用は平日のみ可能なので保育園就学前の母子が立ち寄ったり、保育園が終わった後、子どもを連れて遊びに行ったり、保育園の長期休み中に利用したりすることが多いのかな。

ここでは無料で遊べるキッズルーム、月齢にあったおもちゃのレンタル、時間制の託児所、育児相談等のサービスが受けられます。

有料で予約の争奪戦になりますが、韓国のカルチャーセンターでやっている子どもたちの遊びの授業を格安で受講できたりもします。

韓国政府がやってる機関なので安心ですし、全国いろんなところにあるので韓国で子育て中のママにぜひたくさん利用してもらいたいです。

 

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近くのセンターの探し方

NAVERやKAKAOマップなどでお住まいの地名+육아종합지원센터と入力すると、近くのセンターがピックアップされます。

NAVERで検索するとその地域に住む韓国人のブログが出てきて、センターのイメージが湧きやすいです。

私は引っ越し前はバスで30分くらいの場所、引っ越し後は歩いて20分くらいの場所にセンターがありました。

今住んでいる水原市には10か所も支援センターがあります。町の規模によっては自宅から遠方になるかもしれませんが、誰もが利用できるよう比較的多く設置されている印象です。

 

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センターの利用方法

近場のセンターを探したら、サイトにアクセスして会員登録をします。会員登録が難しい場合は、韓国人に手伝ってもらってください。

会員登録をしたらサイトから利用の予約が取れるようになります。初めてセンターを訪問する際は、自分がその町の市民である証明のために住民登録票(주민등록표:등본)が必要になります。旦那さんの名義で妻と子どもの名前が載っているものでいいと思います。

私の場合はスマホに謄本のデータを保存しているので、訪問時見せるだけでOKでした。

 

受けられるサービス

会員登録後、どんなサービスを受けられるのか詳しく説明します。

 

1.キッズルーム

乳幼児と保護者同伴で1日1時間半まで遊ぶことができるキッズルームが無料で利用できます。サイトに会員登録をして、予約が必要です。

キッズルームの利用は자유놀이(自由遊び)という名前で水原の場合は아이사랑놀이도と書いてあるところに移動すると、カレンダーから予約できます。利用時間は第一部(10時~11:30) 第二部(13:00~14:30) 第三部(15:10~16:40)と区切られていて、各時間ごとに親子10組が予約できます。

キッズルームの中にオムツ交換や離乳食をあげられる場所もあります。

3歳の娘はままごとをしたり、お人形遊びに夢中に。

 

小さな子どもたちが安全に自由に動けるようにマットが敷き詰めてあります。騒音を気にせず、思いっきり遊べますね。

男の子たちも大好きな車も多数ありました。

予約してキャンセルせずに行かなかった場合、ペナルティーが科されます。私が利用したところは、3回ノーショー(NO SHOW)で1か月利用禁止です。

2.おもちゃ図書館

月齢にあった子どものおもちゃをレンタルできます。対象年齢は水原の場合は5歳以下の子どもがいる家庭に限ります。

初回年会費が10000ウォンかかりますが、経済困窮のある家庭は免除されます。

おもちゃ図書館はおもちゃの倉庫みたいな感じになっていて、中に入って自由におもちゃを選べます。おもちゃごとに対象年齢がかいてあるので、どの月齢の子が興味を持つのかわかりやすいです。

子どもは発達に合わせて興味を持つおもちゃが変わります。特に0~1歳までは激動期だと思います。購入してもすぐ遊べなくなることも多いので、おもちゃ図書館の利用はおすすめです。

かなり大型のおもちゃも貸し出してくれますが、子連れでは持って帰れないのでその場合は車で訪問しましょう。小型のおもちゃもたくさんあります。

子どもって親がいいなと思ったおもちゃで遊ぶかどうかわからないじゃないですか~?

わたし
わたし

おもちゃ図書館で借りてみて子どもが気に入ったものを購入するのもいいですね。

おもちゃ図書館の前にぺギル(生誕100日記念)や1歳のお誕生日写真を自宅でとるためのセットも4泊5日で貸し出しているとお知らせがありました。

これって民間業者から借りると1万円くらいするような…。こんなのも無料で貸してくれるなんてすごいですね。

3.五感遊びの授業

韓国では五感遊び(오감놀이)という遊びを専門の先生のもとによくやります。

豆に触ったり、豆腐をつぶしたり、いろんな音をきいたり、五感をフル活用して脳を活性化させようという目的なのか、後に保育園に通うようになっても週に1回、外部から五感遊びの先生がきて楽しく授業をしてくれます。

保育園に入る前にはロッテマートやイーマートの文化センター等で五感遊びを申し込む親もいますが、육아종합지원센터でも格安で五感遊びの申し込みができます。

どこでもやることは一緒なので、格安で利用できるのはうれしいですよね。対象年齢が合えばぜひサイトから申請してみてください。

ただ、予約は争奪戦になります。予約が可能な日と時間にパソコン前で待機しといて、9時からスタートだったら5分以内には予約が埋まります。

わたし
わたし

韓国人との予約争奪戦に勝つ気概のある人は、ぜひ頑張ってみてください。

ちなみに私は娘が1歳になる前に争奪戦に勝利しました。コロナで授業は中止になったけど…

 

4.時間保育

利用できるセンターも限られており、私も利用したことはないのですが時間単位で子どもを預けられる託児所サービスもあるようです。

 

5.父母相談

これも私は利用したことはありませんが、子どもの問題行動、発達に関して専門家が相談に乗ってくれるサービスがあります。

また、専門家が子どもとの遊び方を教えてくれる1:1遊びコーチングという内容もあるそうです。面白くてためになりそうですね。

 

おわりに

海外での子育ては孤独になりがちです。私も子どもが1歳になるまでは、言葉も交わせないし行くところもないし、今振り返れば心がけっこう消耗していたと思います。

私は육아종합지원센터を産婦人科で知り合った韓国人に教えてもらって、娘がつかまり立ちできるようになって毎日通っていました。

外出が気分転換になって、それまで区切りがなかった1日が充実したのを覚えています。ただ免疫が弱い時期に外出したのでよく風邪は引きましたが…

ともあれ、海外での育児。あまり思いつめないようにこういう公共の機関を利用することはとてもおススメです。

 

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