韓国在住6年目のわたしです。
2024年3月10日に家族3人で光明洞窟(광명동굴 クァンミョンドングル)に行ってきました。
光明洞窟は2023~2024年の「韓国で必ず行くべき観光地100選」に選ばれた観光地です。
光明洞窟の行き方、料金、概要について写真付きでお伝えします。
光明洞窟の行き方(光明洞窟怎么去)
光明洞窟の公式HP(日本語)はこちらから
地図
Googleマップを貼り付けときます。
わたしたちは車で1時間ほどで到着しました。山奥にあります。
公共交通を利用してのアクセス
★7号線鉄山駅(철산역)/KTX光明駅(광명역)から17番バス→光明洞窟終点
★7号線鉄山駅(철산역)/KTX光明駅(광명역)から11-2番バス→第3公営駐車場(第2出入り口方面/徒歩10分)
★光明市一般型バス77番運行(光明スピドーム→光明交差点駅→鶴温洞行政福祉センター→光明洞窟)
ソウルからのアクセス
ソウルからだと地下鉄7号線にのって철산역に到着した後、철산역からバスで来る方法が一番安くつきます。
料金(票价)
洞窟入場料は以下の通りです。
大人 10000ウォン
青少年 5000ウォン
子ども 3000ウォン
私たちは近隣の市の住民割引を利用して、大人2名&子ども1名で18400ウォンで入場しました。
光明洞窟の成り立ちと変遷
光明洞窟は1912年に開山され、1972年に閉山された鉱山です。
全長7.8㎞(内公開しているのは2㎞程度)の洞窟内は長く、深く、複雑に入り組んでおり、「この洞窟を本当に人間が掘ったのか??」と驚愕する圧巻のスケールです。
光明洞窟は本来、日本の韓国統治時代に日本政府が韓国人を徴用し、金・銀・銅・亜鉛などの鉱石を発掘していた場所です。
<日本兵が韓国人に作業を命令する展示物>
その後、日本の敗戦&撤退後、朝鮮戦争が勃発した際には韓国市民の避難所になり、洞窟内で誕生した子どもたちもいたようです。
洞窟内の温度は年間を通じて12度でひんやりしており、湧き水も豊富です。
1972年に閉山され40年間放置されていましたが、2011年に光明市がこの廃鉱を買い入れ観光地に大変身。
現在では韓国で行くべき観光地100に選ばれる観光地となりました。
温度が低いことを利用して冷蔵庫のない時代にはエビの塩辛を保存する場所に利用され、観光化された現代ではワインセラーとしても使えることをアピールしています。
光明洞窟のみどころ
洞窟入り口
さあ、洞窟に入場してみましょう。
トンネルの中は薄暗くひんやりしています。
娘は冒険気分で小さな懐中電灯を持って入場しましたが、適度にライトアップされていて歩くのに不便はありません。
入り口で印象的だったのはここで作業をした鉱夫の落書きの写真です。
ハングルで故郷を偲ぶ一言だったり、お金たくさん(돈 많이)と書かれていたり、ここで作業をして一生を終えた人の人生に思いを馳せます。
ウォームホール広場 …アバターの世界観
薄暗い洞窟をどんどん歩いていくと「ウォームホール広場」に到着しました。
神秘的なライトアップはアバターを彷彿とさせます。
過去と未来をつなぐ空間という意味が込められているそうです。
洞窟探検がはじまって最初の映えスポットなので写真をパシャパシャ撮りましょう。
光の空間
アバター空間を抜けると光のトンネルに入りました。
ここは映え写真がとれるキラキラ空間です。
どんどん変わるLED照明と音楽で娘は大興奮
適当にとってもきれいな映え写真がとれます。
ドングル劇場にて光のショーを鑑賞
その後、洞窟をどんどん進んでいくと小劇場?のような場所に出ます。
伝わるでしょうか、このスケール。
天井たっか!!!
これが人工の洞窟内だと誰が想像できるでしょうか?
洞窟の側壁をscreenとして5分程度の神秘的な光のショーを鑑賞しました。
水槽でお魚鑑賞
さらに進むと洞窟の中にアクアリウム(水族館)のような空間があり、お魚そっくりの機械が泳いでいました。
こんなの初めて見ました。
急な階段もあって足腰が悪い高齢者にはお勧めできない観光地です。
黄金道
水族館を抜けると黄金道と書かれた金ピカ空間が…。
光明洞窟は金もたくさん発掘された洞窟なので、金運アップの写真撮影スポットも多くありました。
黄金の木の下の娘。
地下に別世界が誕生したような錯覚を覚えます。
光明洞窟のスケールと世界観に圧倒されます。
洞窟内には謎に竜の飾りなんかあったりして…。
竜&黄金(金運アップ)そして光明というネーミングからして、
いかにも中国人が好きそうな観光地なわけだけど、案の定、中国からの観光客が多かったです。
(中国資本が入ってるのかな?)
日本からの観光客には出会いませんでした。。
光明洞窟は「紳士とお嬢さん」のロケ地にもなった場所だそうで、気になる方はぜひ訪れてみてください。
まとめ
日本が残した負の遺産として誕生
有事の際には避難所や冷蔵庫となり
今では映えスポットとして観光名所に変身した光明洞窟
ソウルから1時間ほどで来られるお散歩スポットとして、訪れてみられてはいかがでしょうか?
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