韓国人の夫と結婚し今年で在韓5年目です。
4歳児を育てながら、今年フルタイム介護士として仕事をはじめました。
韓国に移住すると決めてから、心配だったのが仕事のこと。
日本では看護師をしていましたが、韓国に来て間もないころはこんな不安がありました。
韓国語力もない私が韓国に来たら仕事ができるのか?
私は一生夫に養われて生きていくしかないのか??
でも、今はこう思います。
結婚移民ビザ取れたなら、一度は韓国社会に揉まれて働いてみるのもあり!
というか働かないと損!
そう思う理由をお伝えします。
就労に当たってVISA(ビザ)の問題がない
結婚移民なら韓国で一度は働くべきと考える一番大きな理由が、ビザの問題がないことです。
普通の日本人はビザの問題で韓国で自由に働くことができませんが、結婚移民ビザ(F6)保持者は韓国人とほぼ同じ条件で仕事を探すことができます。
通常、日本人が韓国で正規で働くには学歴・職歴を精査された上で、ビザの交付を受けます。
就労ビザが取れた場合も、許可された業務外で就労したことがばれると罰則を受けます。
就労者本人だけでなく、雇用した会社も等しく罰を受けるので、就労に正当なVISAを持っていない外国人を会社は雇用したがりません。
韓国語を学び、韓国で働きたいと思う方は年々増えていますが、多くの方がこのVISAの問題で韓国の就労を諦めます。
極端な話、会社は有能なVISA無保有者よりも無能なVISA保有者を雇うくらいVISA問題は海外就活において死活問題になります。
F6ビザを持ってる方なら、VISA無保有者より就職はかなり有利です。
韓国で働きたいと望む人にとって、結婚移民ビザの保有者がどれだけうらやましいか想像できますでしょうか。
F6ビザ持ってたら、一度は韓国で働かないと損だと思いませんか??
円以外の資産を手に入れられる
私は介護士をする前は個人事業主登録をしてBUYMAのショッパーをしていました。
その時、痛感したのが事業をするときは、円だけで資産を持っていたら危ういということ。
少なくとも事業をするなら現地通貨をある程度蓄えていた方がいい。
それで思ったんです。
ウォンを手に入れよう!韓国で働こうって。
正直なところ、日本と比べて通貨価値が明らかに低い国に住んでいたら、私は働かなかったかもしれません。
だって、1か月汗水流して働いても、日本円で月給3万円だったら働く気にならないじゃないですか。
だけど、日本と韓国は十数年かけて通貨価値がほぼ同様になり、今(2023年現在)は円安でウォンの価値がだいぶ高くなっています。
今後もトントンで推移すると考えれば、ウォンを稼がない理由はありません。
韓国語を学べる
韓国語の基礎を学んだらひたすら韓国人と話すことが会話練習には一番です。
ネイティブと会話練習をするためには、授業料としてお金を払わなければなりません。
韓国で働きながら会話を学ぶことができたら、給料まで受け取ることができます。
まさに一石二鳥です。
結婚移民として韓国に来るのなら最低限の韓国語を身につけておいた方がよいですよ。
★韓国語オンライン教室の無料体験申し込み>>韓国語教室「K-TOP School」
留学でも移住でも韓国に長期で滞在する予定がある方は、必ず基礎を日本で身につけてこられた方がいいです。
韓国語をある程度しゃべれないと、韓国にうまく適応できるまで無駄に時間がかかります。
こちらの「できる韓国語」は「早く韓国人としゃべりたい」という韓国語初心者に最適な一冊です。
でもさ、テキストって買ったはいいけど独学だとやる気が継続しなくって前の方だけやって、後ろの方はやらずに放置って人多いよね。(私もそのタイプ)
そんなあなたに朗報!
なんと「できる韓国語」を出版している名門新大久保語学院が動画授業×オンラインレッスンやってます!!
オンライン完結だから忙しい方、地方に住んでいる方も自分の学びのペースでレベルの高い授業を受けられます。
10日間無料体験もあるので、まずは気軽にお試しして合うあわないを確かめてみるのもあり!!
これから移住予定の方は、オンラインスクールや独学…
どの方法であれ、必ず韓国語の基礎を叩いて韓国に来られることをおすすめします。
韓国人の考え方を知ることができる
韓国に永住もしくは長く住む予定がある結婚移民なら、韓国語だけでなく韓国人の考え方を学ぶことは重要です。
わたしは今、韓国の老人ホームで60代の同僚と70~90代の高齢者と共に周5で9時間の時間を共にしています。
同僚同士の口げんかとか、ご老人同士の小競り合いとか、さまざまなトラブルも目にしました。
そういう時に、韓国人ってこういう考え方して、こんな感じで物ごとを解決していくんだなぁと知ることができるんですよね。
それがこれから韓国で生きていくためにとても役に立つ気がしている。
配偶者から経済的自立をして明るい老後を自分で保障する
国際結婚をした方は配偶者が死んだ後のことを考えたことがありますか?
私は常に考えてしまいます。
海外移住なんてかっこいいですけど、日本を出た時点で社会保障の穴から抜け落ちる私たち。
私は国外転出届を出した5年前から日本の年金納めてないし、もちろん将来年金もらえないです。
夫が60代で死んで私も日本に帰国したはいいけれど、年金ないし、もう年取って働けないし、普通に考えて人生積んだ…状態なわけですよ。
頼りにしていた両親は亡くなり、兄弟も年をとり、もちろん日本に私の面倒見てくれる人なんていませんよ。
自分で何の努力もしないで、かわいい一人娘に「私の老後よろしく!」なんて責任の丸投げは絶対したくない。
だからちょっとずつでも自分で明るい老後の準備をしているんです。
働けば夢ができる
夫の収入で生きていた時は、これから先何がしたいという夢が抱けませんでした。
だけど、自分でお金を稼いでずっとやってみたかった資産運用もはじめたし、
稼いだお金で娘とフィリピンに語学留学に行こうという夢を抱くようになりました。
夫の扶養で生きていたら、お金がかかる夢は抱けないけれど、私が自分で稼いだお金だから好きなように使えます。
私は働きだして「あれしたい、これしたい」という夢を抱くようになり、毎日にワクワクして、韓国生活が以前より楽しいものになってきました。
まとめ
韓国で働くことに最初は恐怖心がありましたが、いざやってみたらめちゃくちゃ楽しい。
朝起きて自分が行くべき場所があることが、こんなにうれしいことだなんて…。
F6ビザ所有者で現地採用を目指す方は資格も取れて、支援金ももらえる国民就職支援制度をお勧めします。私もこれで就職しました。
現地採用よりも駐在の方が様々な面で優遇されているので、可能であれば駐在という形で海外就職されることをおすすめします。
海外就職・海外留学経験者の方で転職希望の方はこちらからカウンセリング受けられます>>海外経験者専門転職エージェント
結婚しても働くことのメリットはたくさんあるので、韓国にきたらとにかく一度は働いてみることをおすすめします。
コメント