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薬の副作用で熱が出る?私が体験した“薬剤熱”とは

韓国生活
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わたし
わたし

韓国で介護士をしているわたしです。

先日、風邪症状は一切ないのに、夕方から強烈な悪寒から39度以上の高熱に苦しみました。

次の次の日、病院で血液検査をした結果、炎症反応は正常値でしたが、白血球が入院レベルまで減少していました。

この状態で風邪でも引いたら敗血病になって死ぬから、入院するか家で隔離してください。仕事も行かないでください。

当初は原因不明でしたが、8日前から内服していたピロリ菌の除菌薬が原因の薬剤熱でした。

この記事では私が経験した薬剤熱の経験について紹介します。

①薬剤熱とは?

薬の副作用で起こる「薬剤熱」は、感染症ではなく薬に対する体の反応で発熱する状態です。

原因となる薬には抗生物質、解熱鎮痛薬、抗けいれん薬などがあり、服用中に原因不明の熱が続くときに疑われます。

風邪や感染症と違って咳や鼻水などの症状が少なく、解熱剤を使っても下がりにくいのが特徴です。

また、薬を中止すると数日で熱が落ち着くことが多いのも見分けるポイントです。

②私の薬剤熱体験談

突然の悪寒、熱発

わたしも風邪症状が全くない状態で、夕方から突然悪寒からの39度の発熱がありました。

悪寒と発熱の感じがインフルエンザにそっくりでしたが、そのほかに風邪症状がなく濃厚接触している娘も夫も風邪症状も熱もなし。

わたし
わたし

わたしだけ発熱が酷い。けど体はきつくない。

職場でもインフルエンザの患者無しだけど、検査しないとわからない。その時点ではインフルやコロナの可能性は20%くらいかなと踏んでいました。

あと考えられるのは一週間前から服用しているピロリ菌の除菌薬です。

私はピロリ菌の一次除菌に失敗して、一週間前から2次除菌の抗生剤を内服していました。

韓国の2次除菌は朝、昼、夜、就寝前の4回、2週間内服を続けるというものでしたが、7日目の夜から熱発したので薬を飲むのが怖くなり、夜と就寝前の内服を自己中断しました。

すると、朝の6時くらいには熱が37.8度に下がってきました。

次の日は用事がありどうしても病院に行くことができず、朝、昼の内服をスキップしたのですが、熱も37度5分くらいで身体の調子もよくなったので、ちょっと無理して夜と就寝前の内服をしたところ、

夜中の0時からすさまじい悪寒からの39度の熱発。

あ、やっぱり薬剤性の熱だ

と思い、朝一でピロリ菌の処方をした病院に行きました。

医師に診断されたときの流れ

病院で熱を測ったら、38.5度。

コロナ、インフルの検査をするも陰性。

診察室に入り、どうやらピロリ菌抗生剤の薬剤熱っぽいと伝えると消化器内科の専門医である医師は怪訝な表情で

ピロリ菌抗生剤の副作用は下痢とか嘔吐とか胃部不快感とかが主流で熱が出るっていうのは聞いたことないんですけどね

わたし
わたし

でも普通の風邪じゃない感じですけどね。子どもも夫も風邪ひいてないし、薬以外原因がないんで、怖くて薬飲めないんですよね。肝臓から熱が出てる感じがするんで、血液検査してもらえますか?

当初、私は抗生剤で肝機能障害を起こしてて熱発してんのかなぁと思ってたんですが、血液検査の結果を見た医者が大至急私を診察室に呼び、超深刻なトーンで

今、身体はどんな状態ですか?

わたし
わたし

特にさっきと変わりませんが…

医師から血液検査の結果、白血球(2.2)が入院レベルまで下がってると言われました。

肝機能は問題はないけれど、血小板や赤血球も正常値以下になっていました。

炎症反応は正常値です。

血液検査の結果を見て医師からは言われなかったけど、「白血病かも」と思いました。

内服は中止で。可能であれば大きな病院に入院したほうがいいです。入院が無理であればマスクをして家から出ないでください。今感染症にかかったら大変なことになります。食事は必ず熱を通して、生野菜、乳製品は避けてください。入院をしないなら明日も病院に来て、血液検査をすることをお勧めします。

医師は薬剤熱よりも他の感染症を疑っていました。

炎症反応が正常な感染症もあるらしいです。

そのため、大学病院の感染内科の受診をすすめられ、予約までとってくれました。

医師は白血病の可能性も疑っていましたが白血球の検査は顕微鏡で白血球のサイズを見ないといけないので、検査結果が出るのに2-3日かかるとのこと。

私は薬を中断して今夜熱が出なければ薬剤熱だと思い、不安な気持ちで夜を迎えましたが、その日の夜、なんと38.5度の熱が出ました…

わたし
わたし

薬を完全にやめても熱が出るってことは薬剤熱じゃないのか…!?

絶望して娘の寝顔を見ながらしくしく泣きましたが、3時間くらいで解熱…。

前日は9時間くらい38.5度が続いたのに…。

不安な気持ちで次の日も血液検査にいったら、白血球が2.2→2.0に低下していましたが、赤血球や血小板は正常値に戻っていました。

血小板が戻っているのを見て「白血病じゃないかも」と希望が湧いてきました。

医師は依然、薬剤熱よりも他感染症を疑っていましたが、その晩は37.2度くらいで高熱が出ず、夜も楽に眠れました。

次の日の血液検査では白血病の検査結果も出ましたが、白血球のサイズが正常で可能性が否定されました。

その頃から、やっぱり薬剤熱だと確信しました。

次の日血液検査にいったら白血球数は3.2に上昇していましたが、好中球の割合がどんどん減少していて無顆粒球症状態になっていました。

無顆粒球症は、血液中の白血球の一種である顆粒球(特に好中球)が著しく減少し、体を感染から守る力が極端に低下する病気です。主な原因は薬剤による副作用や放射線、自己免疫異常などで、発熱や咽頭痛、口内炎など感染症の症状を呈します。重症化すると敗血症に至る危険があり、早期の診断と薬剤中止、感染予防が重要です。

わたし的には白血球の数値が上がってきたし、熱も出ないので若干安心してたんですけど、医者が大学病院の感染内科の受診と入院をすすめてくるので、土日は家で隔離して、月曜日に夫と共に大学病院に行きました。

これまでの経過をA4の紙にまとめていったのを大学病院の医師に見せ、血液検査をしたところ、炎症反応も正常値だし、白血球も好中球も順調に増えているということで、「薬剤熱」でしょうねとの診断でした。

わたし
わたし

でしょうね。

薬剤熱でよかったです。

しかしピロリ菌の2次除菌薬は最後まで飲めていないので、恐らくまだいると思います。

でもこれだけ深刻な副作用が出たら、3次除菌はあきらめないといけないかなと思っています。

ちなみに私が内服していた薬は以下の通りです。

クラリスロマイシン

アモキシシリン

メトロニダゾール

PPI

クラリスロマイシン、アモキシシリンはごくまれに骨髄抑制(白血球・好中球減少)を起こすことがあり、私もこれに該当したと思われます。

④ 薬剤熱の見分け方・注意点

私の場合、原因の薬を内服して8日目の夕方に突然の悪寒からの急激な発熱がありました。

血液検査の結果、炎症反応はありませんが、白血球が異常に減っていました。

内服を完全に中止してもその日の夜に短い熱発(3時間で解熱)がありました。

内服を中止してしばらくは白血球や好中球の数が減りますが、感染対策をして安静にしていたところ、発熱は徐々に落ち着き、5日目にはすべての数字が正常範囲内に戻りました。

熱発後、6日目には職場復帰できました。

わたし
わたし

新しい薬をはじめて、風邪症状のない悪寒を伴う発熱がある場合、薬剤熱の可能性があります。

⑤ 薬剤熱を疑ったときの対応

新しい薬を内服して熱発したら、できるだけ早くその薬を処方した病院を受診してください。

血液検査をして、薬剤熱の可能性があれば医師が内服の中断を指示します。

私はピロリ菌の抗菌薬を処方した医師(消化器内科専門医)がセカンドオピニオン(大学病院の感染内科)をすすめてきたので言われた通り受診した結果、感染症の可能性が否定されました。

私は熱が下がった時点で薬剤熱だろと確信していたんですけど、入院を薦められて回った救急外来の医師も上位病院の「感染内科」の受診をすすめてきたんですよね。

救急外来では対応できる専門医がいないので、日を改めて大学病院を受診しました。

炎症反応が低いけど、熱発してて、白血球が下がってる場合、一般的に医師は感染症の可能性を完全に否定するために、感染内科の受診を薦めるのが常識なんですね。

いちご
いちご

薬剤熱で免疫が落ちているときに、感染症にかかったら最悪死んでしまいます。

私は医師から入院レベルの隔離、マスク着用、手洗い、食事は過熱したもの(生野菜や果物、乳製品禁止)と言われ、指示を守りました。

白血球が戻るまで日曜日を除いて毎日採血に行きました。

薬剤熱疑いの方は、医師の指示に従い安静に過ごすことをお勧めします。

 

 

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