韓国の幼稚園で漢字教育開始
娘が幼稚園で漢字を学んでいて、来週「漢字能力試験8級」を受験する予定です。

早期教育の韓国で娘がはじめて受ける検定試験になります。
ハングルを使う国なのに漢字教育が必要なのと思われる方も居ると思います
この記事では
①なぜハングルを使う韓国の子供たちが漢字を勉強しなければいけないか?
②韓国の漢字教育、検定ってどんな感じ?
についてお伝えします。
韓国語の“難しい言葉”はほぼ漢字語
韓国語学習をしたことがある方ならご存じかと思いますが、
韓国語は漢字語だらけで韓国語の語彙の約6~7割は漢字語由来です。
発音だけ覚えると意味の区別ができない忘れやすい言葉でも
漢字を知っていると意味が一瞬で理解できるのです。
特に子供は同音異義語でつまずきやすいので、
漢字を知っているかどうかで語彙理解力に大きな差が出ます。
そのため、教育熱心な家庭ほど漢字の重要性を理解しており、
子どもに漢字教育を施すのです。
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経験(경험)
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約束(약속)
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準備(준비)
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重要(중요)
ハングルでは
ぜんぶただの音ですが、漢字で見ると
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経=へる
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約=やく
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準=ととのえる
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重=おもい
意味の骨格が浮かび上がり、理解が容易になります。
漢字を知らないと「丸暗記の韓国語」になる
漢字を知らない韓国の子どもは
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音だけで単語を覚える
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似た音の単語が増えるほど混乱する
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語彙は増えているのに“使いこなせない”
ここで漢字が入ると
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準備 と 準確
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経験 と 経済
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約束 と 契約
「あ、これ同じ経だ」と、単語同士がネットワークを作り始めるのです。
韓国語を学んだことがある日本人であれば漢字を学ぶメリットに容易に理解が及びます。
韓国の幼稚園が“漢字検定”を取り入れている理由
小学校に入ると教科書の語彙レベルが一気に上がり、伸び悩む子の多くが漢字語の理解が弱い子です。
幼稚園のうちに、漢字を見る、意味を感じることで語彙の増大・理解につながるのです
年長が実際にやっている“漢字検定8級の中身”
これが韓国で一番簡単な8級の漢字検定の試験範囲です。

韓国の漢字教育において、漢字を完璧に書けることは重要ではありません。
文字を見て下に書いてある意味と読みが出てくるかが試験で問われるし、ハングルの語彙増大に重要なのです。
たとえば
「父」という漢字であれば、
意味(뜻)→아버지
音(소리)→부
これがめちゃくちゃ聞かれます。
これは幼稚園のテキストです。
意味と読みを線でつなげる内容

絵と漢字をイメージさせる内容

幼稚園からもらってきたテキストと本人の理解、実際に受ける試験問題を検討したところ、
家庭学習をしないと8級合格は難しいということで、テキストを購入して家で娘と特訓しています。
テキストはこんな感じです。

8級で漢字を書かせる問題は少ないので、
あえて馬鹿正直に書かなくてもいいよってことで、
このページは絵を見て漢字の成り立ちをざっくり理解するページとして使ってます。

繰り返しますが、韓国の漢字教育は漢字本体を書けるようになることよりも、
意味と音の暗記が重要なのです。
ネットからダウンロードしてきて、幼稚園終わった後、
模擬試験に取り組んでいます。
昨日は96点をマークした娘です。


回答用紙をずらして描かなければ合格できるかなというレベルまで来ました
まとめ
ハングルを使う国でなぜ漢字学習が子供にとって重要なのかについて書きました
娘は韓国で義務教育を受ける予定なので漢字学習は韓国式でやった方が娘のためになると思い、あえて日本式の漢字学習は施していません
韓国の小学生の娘は日本語の漢字の読みを知っているよりも韓国語の漢字の読みを知っている方が役にたつと思うからです
人間すぐに使わない知識は脳内で削除されてしまいます。

どうせなら実生活でもガツガツ使う知識を頭に入れて、今後の韓国での学校生活が少しでも楽になるよう手伝ってあげたいと思います。
韓国式でもコツコツと漢字学習を頑張れば、将来娘が日本語の漢字を学びたいと思った時に役に立ちますしね。
いずれにしろ、日韓ハーフの子どもにとって漢字学習は一石二鳥の最強学習科目だと思います。


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