韓国人と結婚することになったら、気になるのが韓国人家族との関係!
特に女性の場合、韓国人夫の母親である義母(シオモニ)との付き合い方に気を遣います。
今回はそんな不安や疑問を払しょくするために記事を書きました。
1. 韓国の姑事情
韓国は日本より家族関係が濃密です。
お盆や正月には実家に一族が集合し料理をしたり、行事をする風習があります。
わたしも結婚してからほぼ毎回、盆と正月には泊りで義実家を訪問し、料理したり行事の手伝いをしています。
その盆や正月を仕切っているのが姑(義母:シオモニ)で必然的に関わる機会が多いです。
また韓国は長男がより多くの家庭の責任を負う文化です。
韓国の義実家がチェサといわれる法事を行っている場合、長男がそれを引き継ぐことになるので長男の嫁になった場合、その負担をダイレクトに負うことになります。
また、長男が両親の老後の面倒を見るべきとの考えも強く、長男の嫁になる場合は覚悟が必要です。
2. 韓国人の姑関係に戸惑ったこと
ここからは結婚6年目、韓国の姑関係で戸惑った経験を書いていきます。
安否電話文化がストレス
韓国は安否電話(アンブチョナ)といって、特に用事がなくても定期的に義家族に電話をして様子をうかがう文化があります。
わたしが知ってる韓国人女性は義母に毎日、安否電話をしている特殊なケースもあれば(義母と超仲良しらしい)
2週間に1回、義務的に電話をかけている人もいます。(こっちがほとんどかな)
わたしも結婚直後はがんばって義母に定期的に電話してたんですけど、しんどくなって今はしていません。
韓国人夫が嫁が安否電話を強制する人もいるし、姑によっては安否電話をしないと怒る人もいるので結婚前に夫への確認が必要です。(安否電話をすることが前提の文化だからです)
干渉が多い?
我が家は義実家と物理的に距離が離れている(京畿道⇔大邱)ので、家に突撃訪問されるとか、家事の仕方を指摘されるなどの実害はありませんが、
Twitterでよく見かけるのは家に勝手に入ってくるとか、冷蔵庫にいらないおかずを置いていくとかそんな感じですかね。
デリカシーのない姑に当たると地獄ですね。
娘が生まれた際には「言葉が遅れるから韓国語で話しかけなさい」と干渉されたりしましたね。
息子ラブ
韓国の姑は基本的に息子ラブなので、韓国人夫によくしてあげていないと思うと怒ります。
わたしは夫の誕生日の日に電話がかかってきて「夫にわかめスープ作ってあげた?」と聞かれたんですけど、「いいえ」と答えると姑様が不機嫌になられました…。
(韓国は誕生日にわかめスープを飲む文化)
あと、私が仕事始めてたまに週末勤務があることを知った義母が「うちの息子が一人で孫を見るのか…。息子が可哀そう」などと言われたこともあったかなぁ(笑)

わたしゃ週6でワンオペだわ!!!
全て華麗にスルーです
3. 韓国の姑とうまく付き合うためのポイント
日韓夫婦のお嫁さんの中には義母と大喧嘩をして絶縁した方もいると聞きますが、よっぽどな義母でない限り、仲良くするのが得策です。
韓国人の義母とうまく付き合うコツについてお話しします。
距離感の取り方(適度な連絡頻度、会う頻度)
姑とは同居しないほうがいいです。
なぜならお互いストレスがたまるからです。
わたし的には姑とは義母の誕生日、盆、正月に会うくらいの距離感が心地よいです。
年に数回しか会うことがないので会う際は仏の心で接することができますが、毎日会ってたらお互い仮面がとれてめちゃくちゃ険悪な関係になると思います。
結婚前は同居するのかしないのか、韓国の姑と距離がとれる環境づくりをできるのかについて韓国人夫と話をしておいた方がいいです
韓国には安否電話という文化もありますが、韓国語も下手なのに電話を掛けるのが不安だったり、そもそも日本人は電話が苦手な人もいますよね。
そんな時は日本人はそもそも電話や連絡をする頻度が韓国人より少ないことをやんわり伝え(可能であれば韓国人夫に伝えてもらい)、安否電話しなくても許してもらえるようにしましょう。
4. 韓国人と結婚を考えている人へアドバイス
姑とうまく付き合っていくためには、夫と義母の関係性を結婚前によく見極めることが大切です。
妻になった際、韓国人夫が自分に何を期待するのか、結婚前によく聞いておいた方がいいでしょう。
事前に確認すべきポイント(家族との関係性、価値観のすり合わせ)
事前に確認すべきポイントは以下の通りです。
・義母と韓国人夫の関係性
義母と仲がいいのか悪いのか、韓国人夫は義母をどう思っているのか、妻になる人に義母に何をしてほしいと思っているのか
・義母の性格
・同居するか否か、義実家との距離
・年に何回義実家を訪問する機会があるのか
・夫が義家族から経済的な支援を受けているのか
韓国は家を借りたり買うときに義家族からお金を一部借りることがあると聞きますが、そうなると義家族に頭があがらず、言うことを聞かなければいけなくなるというか…。
我が家は義家族から一切経済的援助を受けていないので(むしろ夫が毎月送金)、対等な立場を保てていると思います。
トラブル回避のための心構え
姑との関係をこじらせると、夫との関係性も悪くなり、最悪離婚というパターンも。
姑に多少理不尽なことをされても、華麗にスルーできるようにメンタルを鍛えましょう。
可能であれば、嫁が姑を立てて尽くしてあげる心の余裕を持ち、トラブルにならないよう円満に家庭を回していきましょう。
どうしても姑とうまくやれないという方は、別居したり会う頻度を減らし、関わる機会を減らし、会った時には仮面をかぶりその数時間だけはひたすら耐えてやり過ごしましょう。
結婚する前は知らなかったんですけど、韓国人の嫁(義兄のお嫁さん)はめちゃくちゃ姑をたてて、尽くしてます。
その姿はまさに嫁の鏡で、私には逆立ちしても真似できないくらいです。
韓国の嫁の立ち振る舞いを見たり聞いたりするのも、トラブルを回避するのに役に立つでしょう。
韓国の姑とうまくやる秘訣
なんだかんだ、息子と自分(姑)によくしてくれる嫁であれば認めかわいがってくれます。
姑と不仲になると韓国人夫が板挟みになり、家庭が不幸になります。
姑を可能な限り大切にして、円満な家庭を目指しましょう。
中にはあなたがどう努力してもどうにもならない姑もいるので、そんな地雷を踏まないように結婚前には姑がどんな人か積極的に調べ、やばそうな姑なら結婚自体諦めたほうが無難です。
5. まとめ:韓国人の姑とうまく付き合うために
韓国は日本より家族行事が多く、義家族との濃密な関係を築くことが求められます。
家族行事では姑とかかわる時間が多く、円満な家庭を築くためには姑と仲良くすることが重要です。
結婚前に姑がどんな人か、どれくらい距離をとれるのかを確認しておきましょう。
結婚後は姑とうまく付き合っていくために、夫を大切にし、可能な限り姑をたててあげましょう。
姑といい関係を築ければ夫とのけんかも減り、円満な家庭を築けることでしょう。
コメント