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【韓国在住】日本の家族の訃報!帰る?帰らない?帰らないときの対処法。

国際結婚
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先日、日本の祖母が亡くなりました。

95歳でした。

 

正直なところ仕事&子どものこともあり、帰国しようか迷いました。

 

だけど、葬式に参加して振り返ってみると帰国してよかったです。

 

ちなみに日本在住だけど遠方に住んでいて帰省しない孫もいました。

 

その方は帰省はしなかったけれど心遣いをしていたので、私も万一帰国できないことがあってもこうすれば角が立たないんだなぁと勉強になりました。

 

この記事では韓国在住、家族の訃報で帰国した私の個人的感想と帰国できなかった際の対処法についてお伝えします。

 

 

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葬儀参列前の時系列

 

まず祖母永眠から葬式までの時系列はこんな感じでした。

4月1日 午前1時頃 祖母永眠

午前3時頃 父より祖母永眠の連絡(LINEのテキストメッセージ)

午前6時頃 LINEをみて祖母の永眠を知り動揺

午前9時頃 動揺しながら出勤、出金後、かくかくしかじかで3日ほど休むと会社に伝える

午後15時頃 夫が日本帰国の飛行機、Wi-Fiなどの手続きをしてくれる

4月2日 私1人で日本に帰国

19時 通夜参列

4月3日 9時 葬儀参列

4月4日 韓国へ帰る

 

日本の遠方に嫁いだ妹は祖母が亡くなった4月1日に0歳の子どもと飛行機を乗り継いで実家に帰ってきていましたが、妹曰く「早く帰ってき過ぎた!!」

 

正直、通夜までやることないし、0歳児となれない環境で過ごすのは苦労が多かったようです。

 

ほとんどの親戚が通夜に間に合うように帰省しており、私もそのタイミングで帰ってきましたが、ちょうどよかったです。

 

私は韓国在住なので飛行機チケットは前日予約なのに往復で25000円くらいでとれたし、搭乗時間は片道1時間だったし、子どもを置いて帰国したので経済的にも肉体的にも楽に帰りました。

 

同じ外国でもヨーロッパなど遠方に嫁いでいたら…と想像すると、帰国しなかったかもしれない…。

 

ところで、今回葬式で日本に帰国することになり、韓国人の同僚に日本の葬儀はどのように行われるのかと聞かれたのですが、

 

わたし
わたし

明日通夜があって、明後日葬式です

じゃあ、韓国と一緒だ

 

といわれました。

 

在韓5年目、まだ韓国の親戚(夫の家族)の死に直面したことはないけれど、日韓の葬式スケジュールは同じだそうです。(亡くなった次の日通夜、翌々日に葬式)

 

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祖母の葬式、帰国すると決めた理由

祖母とは私が幼いころ同居していましたが(3歳ころ)、母と祖母の折り合いが悪くなり別居。

 

母からはいつも祖母の悪口をきいて育ちました。

 

母が悪口をいうので私もなんとなく祖母の家に行くのが苦手でしたが、父に連れられて時々祖母の家を訪問すると、おばあちゃんはラッキョウとか漬物を出してもてなしてくれましたね。

 

おばあちゃんには10人以上の孫がいて、近くに住んでいたけどむちゃくちゃ親密な関係ではありませんでした。

(孫多すぎていつも名前を間違えられていたし…、家いくたびにあんた誰だっけ?って言われるし(笑))

 

やがて大人になり、私にも家族ができました。

 

母の言い分がすべてではないということを自然と理解し、祖母への苦手意識も消えました。

 

結婚後は日本帰国のたびに夫や娘を連れて病院にお見舞いにも行きました。

 

お見舞いに行くたびに弱っていく祖母を見て「これがおばあちゃんをみる最後の機会になるかもな」と思いましたが、その予想は現実のものとなりました。

 

経鼻栄養も点滴もせず苦しまず最後は眠るように息を引き取ったそうです。

 

日本で看護師、韓国で介護士をしているわたしですが、動物も人間も口から食事を摂れなくなったら、不自然な医療行為をせず自然に逝かせてあげるのが幸せなんじゃないかと思います。

(個人的な意見です)

 

祖母は晩年は自宅で90歳まで家庭菜園を楽しみました。

 

死ぬまで頭もしっかりしていたし、私目線では100点の人生だったのではないかと思います

 

眠るように息を引き取ったので遺体のお顔がとっても美しく、苦しまずに最期を迎えたんだなあとホッとしました。

 

その顔を見れただけでも帰国してよかったと思えました。

 

帰国しなかったら普通に日常生活を送れただろうけど「帰国しなかった罪悪感」で心にしこりが残ったと思うので帰国できてよかったです。

 

帰国するかしないか迷った際は、その人との関係性を振り返り「今後帰国しなかったことを後悔しないか否か」を基準に決めればいいと思います。

 

帰国できない場合は

 

今回帰国はしたんですけど、私がもし日本から遠く離れたヨーロッパに嫁いでいたり、コロナのような感染症が大流行中などの事情があれば帰国を諦めていたと思います。

 

そんなときはどうすればいいのか、今回私が見聞きした経験からお話しします。

 

御花を贈る

今回の祖母の葬式、日本在住でも関係性の薄い遠方の孫は帰省しない方がいました。

その孫は御花を自分の名前で送ってました。

自分の名前で式場にお花が並ぶので、葬式に来れなくても存在感がありました。

田舎の葬儀場ですが、御花を自分名義で送るなら3万円~と小耳にはさみました。

御花を贈る手筈としては「葬式いけないけどどうしよう」という相談を親として、御花代を親に送金し、親が葬儀場と話をつけて手配したのかなと想像します。

 

ご香典を送る

 

あとはご香典ですかね。

来れなくても親しい人に建て替えてもらうなどして、ご香典は送っといた方がいいですね。

その際、関係性の近い人にご香典いくら包むのがいいか聞いとくといいでしょう。

私は父にいくら包むのがいいかきいて、孫全員で1万円に統一しました。(実家は田舎です)

 

 

まとめ

葬式は故人との最後のお別れの場ですから、後悔しないように可能なら帰国することをお勧めします。

 

帰国が難しい場合も完全スルーではなく、供花やご香典を送るなどして故人を悼む気持ちを伝えられたらいいでしょう。

 

 

 

 

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